【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】おばけの机

【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
【ほん怖】おばけの机

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小学校に通っていた頃の話です。

4年生でした。

授業中、
急に泣き出す男の子がいて、
先生が

「どうした?」

と聞くと、

「お腹がいたい」

とその子は訴えました。

すぐに保健室へ連れて行かれ、
けろっとして給食をたべていましたが、
その腹痛を訴えた子の席は、
実はクラスでは有名な『おばけの机』でした。

その席に座る子は

「いつも窓の外から誰か見てるよ」

とか、

「黒板に人の名前が書かれている」

とか、
奇妙なことを言い出すのです。

そうでない子は、
お腹が痛くなったり、
熱が出たりしました。

もちろん、
頻繁にではありませんが、
席替えのたびに一度は誰もが経験していました。

私はその席の斜め前。

ある日、
遠足が雨で中止になり、
先生が

「各自持ってきたお弁当を机を輪にして食べよう」

と提案しました。

私がその机に座ることとなり、
嫌な感じがしました。

人一倍怖がりな私は好奇心だけは強く、
座ったらどんなだろうと、
正直、実験気分もありました。

しかし、
机の中から手が出てきて私の手をつかみ、
私は怖くて泣いてしまったのです。

教室は大騒ぎになりました。

その手を見たのは、
私のほかにもいたからです。

大人の男性の手。

手はすぐに消えてしまいましたが、
お弁当どころではありませんでした。

おばけの机は他の新しい(他の教室のもの)物と交換され、
それ以降、何も起こりませんでした。

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