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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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ヒキニートを更正させるとかナントカ言ってるおばちゃんが近くにいる。
何でも、その手の相談員を経験してるから自信あるとかナントカ。
そして、ちょうど手ごろな(?)ニートもいた。 かつては俺の友人だったが、受験に失敗してからニートになった。 なまじ俺だけ同一の志望校に受かったもんだから、負い目を感じてた。 ある日、近所のグラウンドに行くとそいつがいた。
珍しいな、アイツが外に出てるなんて・・・。 たいていそいつの家の前を通るときに2階見れば、カーテン閉まってるから、 居るらしいってのがわかるんだが、そのときは窓全開、カーテンがはためいていた。
さてはおばちゃんやったな、と思いながらグラウンドに行くと、案の定おばちゃんがいた。 どうやらそいつを連れ出したのもおばちゃんらしい。 俺もなんか声をかけるかとグラウンドに入ろうとして、足が止まった。 アイツは誰もいないグラウンドのど真ん中で、体育座りをして耳を塞いでいた。 目もきつく閉じて、ぴくりとも動かなかった。 そして、それを見つめるおばちゃんは笑顔だった。 初めて人に殺意を覚えたのはこの時だった。 「ほんのりと怖い話」の関連記事【ほん怖】この世の真実【ほん怖】玄関先に置いてあった 【ほん怖】愛犬モロ 【ほん怖】捨て猫 【ほん怖】裏バイト PR コメントを投稿する
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