【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】もう何にも残ってない

【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
【ほん怖】もう何にも残ってない

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俺、先週離婚したんだ。

んで、生活力が無いからと子供も向こうに取られちゃって、
もう何にも残ってないの。

んで、もうどうでも良くなって適当に死のうかと思って、
ぶらぶらと家の近所を散歩しながら死ぬ方法考えてたんだ。

そしたら、いつも通ってる道なのに気付きもしなかった神社を見つけて、
そこの木で首吊りしてみようかと様子を見に境内に入ったんだ。


入ってみると結構広い神社で、
あーこの木なんか枝振りが良いなーとか思いながら見て歩いてると、
突然目の前に巫女さんが現れて、
泣きながら「ばかっ!」とか大声出して俺の事引っ叩いたんだ。

ワケわかんなくてボーゼンとする俺を、

「死ぬ位ならなんでも出来るでしょ!」

とか泣きじゃくりながら怒鳴りつけ、
建物の中に走りこんでいっちゃった。

しならくボーゼンとしてたけれど、
いきなり涙が溢れてきて、そこでワンワン泣き出しちゃったら、
神主さんが出てきて、家の中に入れてくれて色々と聞いてくれたんだ。

大分落ち着いてきて、段々と生きる気力が沸いて来て、
あの巫女さんにお礼を言いたくなったので神主さんに聞いてみると、
そんな巫女さんはこの神社には居ないと言われた。

俺はなんとなく、
この神社の神様が俺を叱ってくれたんだと思うことにしてさっき帰ってきた。

あの巫女さんに言われたとおり、
明日からガキの頃諦めた夢を叶えるために頑張ってみようかと思う。

神様、巫女さん、神主さん、そして元嫁にも子供にもありがとうと言いたい。

俺、頑張ってみるよ。

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