【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】パラオでダイビング

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】パラオでダイビング

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パラオにダイビングに行った時の話。

ボートで数十分走り、
有名なダイビングスポットに到着。

ガイドさんを先頭に皆で潜行開始。

目の前に大きな亀が出現。

拍手[5回]

ガイドさんは

『捕まえる』
『皆はここで待て』

とサインをだす。

皆、サンゴに掴まり待機。

亀は意外と速く、
ガイドさんは追いかけてどんどん深場へ。

次の瞬間、
亀が『兵隊』の姿見える!窒素酔いか?

俺は周囲のダイバーに確認を取ろうと振り返ると、
皆の顔が引き攣ってる。

「お前らも見えるのか!」

ガイドさんを助けなきゃ。

我々が水中ホーンを鳴らしたり、タンクを叩いても、
ガイドさんは気が付かず、
我々の視界から消えてしまった。

ベテランの2人を残して、
残りの人は緊急浮上。

我々2人も数分後浮上したが、
拾ってくれるはずのボートが居ない!

どうした?

先に浮上した奴らを拾って帰った?

有りえない…

先に浮上した奴らが流され、
それを拾いに行ったか?

我々は流され始めた、
あっという間に陸が見えなくなった。

その後、数時間鮫の恐怖に怯えながら漂流した。

そして、捜査船に助けられた。

後でわかった事だが、
ボートはエンジントラブルで漂流。

先に上がった仲間は行方不明。

生き残ったのは我々だけだった…

これが、今から十数年前に起こったダイビング事故の真相である。

なぜ知っているかって?

俺が生存者だからな。

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