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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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祖母がまだ幼少の頃
マレーシアに住んでいた時の話。 たくさんの子供を養う為、
近所の女子刑務所に日雇いに出ていた曾祖母。 ある日とつぜん、 生理が止まったきり来なくなった。 心当たりは無いそうだが、 お腹が大きくなってきた上、 ぶっ倒れてウワゴトを言うので、 山に住む祈祷師の所まで祖母が背負って行った。 (医者に診て貰っても原因がわからなかったそうだ) 祈祷師のおばあさんに見せると、
妊娠していた死刑囚を絞首刑にする時、
地面に敷くワラを用意する仕事を曾祖母がやった為、 死んだ死刑囚が曾祖母に胎児を背負わせてしまったとのこと。
普通に考えたら一種の想像妊娠だと思うんだけど、 でも当の曾祖母はそのことを知らなかったみたい。 (死刑囚でも妊娠がわかれば出産を終えてから刑が執行されるし、
そもそも曾祖母は刑には立ち合わない) 祖母が後に刑務所に確認したら、 本当にそうで大層騒ぎになったらしい。 結局、身体を清めるお払い的なことと修業をしたら一月で治った。 そしてついでに祖母の未来について予言までしてくれたそうだ。 曰く、自身は息災で長生きするが、 常に誰かの病床の面倒を世話するだろう。 …曾祖母は後に早くに病気に倒れ長く介護を要したし、 祖父も定年頃癌になり現在はパーキンソンも出て、やはり要介護。 祖母は気も若いし元気。 PR コメントを投稿する
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