【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】世界史の中間テスト

【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
【ほん怖】世界史の中間テスト

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中間テストの迫る高3の6月。

世界史の授業で先生が突然、

「今度の中間テストの答え教えてやる。
他の生徒には言うなよ」

と言い出した。

自分の高校(総合学科)には世界史の先生が2人いて(仮にA先生とB先生)、
答案作成はいつもA先生の担当。

しかし、A先生の作るテスト問題は
運転免許の筆記試験並みに捻くれててややこしい。

なので、毎回平均点が60点台だった。

B先生は、

「世界史だけテストの平均点が低いって校長にお叱りを受けたから、
少しでも平均点をあげるためにちょっとズルする。
問題を見せてもらったけど、あんな捻くれた問題、相当捻くれた奴じゃないと解けない」

と言って、全50問、全部答えを教えてくれた。

自分はそれが嘘かもしれないとは微塵も思わず、
B先生の言った答えをすべてノートに転記。

ひたすらそれを覚えた。

テスト当日。

テスト問題はマジで先生の言った通りの問題が出て、
答えをすべて暗記してた自分は20分ほどですべて書き終え、
あとは落書きに費やした。

その時のテスト監督がA先生で、
テストが終わった後A先生から

「ずいぶん早く終わってたみたいだけど、
もしかして諦めた?」

とにやにやしながら言われ、
ちょっとカチンときたので、

「90点以上取れる自信があります」

と言い返す。

1週間後テスト返却。

自分の点数は国名をミスって96点だった。

問題が今までに見たことないレベルに捻くれてたため、
平均点は過去最低の50点台。

クラスで90点以上だったのが自分だけだったので、
クラスメイトからは驚かれ、
B先生からはめっちゃ褒められた。

授業終わってからクラスメイトみんなから

「お前スゲーな」

って言われたけど、

「先生答え教えてくれたやん」

と返すと、みんなきょとん。

「そんなことあったっけ?」

だと。

ノートを見せつつ答えを教えてくれた日付を言うと、
クラスがざわついた。

その日、自分、授業に出てなかったらしい。

でも確かに授業に出た。

ノートにも答え書いたし、
その後習ったムガル帝国云々もきちんとノートに書いてある。

クラス内騒然。

しまいには、
自分が事前にテストの答案をカンニングしたとまで言い出す奴が現れ、
それを友達が否定して口論になった。

とりあえず収まったのに、
放課後、正義厨の女子数人が

「○○がテスト前に世界史の答案を盗み見た」

と嘘のチクリをしやがって、
職員室に呼び出された。

その時に出席簿見せてもらったけど、
欠席者に○がしてあったし、
職員室にいたB先生もいなかったと証言。

ノートを見せて授業に出てたこと、
カンニングなんてしてないと主張したけど、
はじめは全く信じてもらえなかった。

だけど、答案用紙は職員室の奥にある鍵付きの書庫に入れられるから、
カンニングはまず無理だということで、潔白は証明された。

次の日の放課後に担任が釈明して、
嘘をいいやがった正義厨女子に謝るよう促したけど、

「カンニングはしてないだろうけど、
答えを知ってたことに変わりはない。
○○はどう説明するの?」

と話を反らして、結局謝らなかった。

クソうぜぇ。

B先生がこっそり自分にだけ教えた説も浮上したけど、
自分はB先生とは世界史の授業以外に接点がなく、
大勢いる受け持ちの生徒の中で、
とくに親しくもない自分に教えるメリットがない。

結局この件はうやむやのまま終わった。

あの日、自分は確かに授業に出てたのに…。

周りの人間全員から否定されると精神的に結構きつい。

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