【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】付添いで病院に泊りこみ

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】付添いで病院に泊りこみ

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私の体験話です。

1980年頃、母が骨折して、救急車で搬送され、
大阪の南区(現中央区)繁華街にある原○病院に入院しました。

その頃は今と違って、
付添いが一緒に泊りこまなければなりません。

私は2カ月ほど泊りこんだのですが、
その時の話です。

拍手[2回]

病室は二人部屋で、
1つのベットに母が、
もう1つのベットに私が寝ていました。

ある晩のこと、
すっかり寝入っていた私の足を、
誰かが思いっきり引っ張ります。

びっくりして目を開け、
ベットの足側を見ると、
ベットの下から男が頭を出してこちらを見ていました。

その顔は生きている人間には見えず、
もう一度見たら誰もいません。

もちろんドアは閉まったままです。

急いで母の方を見ると、
母も目を覚ましていました。

母もまた、

「今、知らない男の人に足を引っ張られて目を覚ました」

と言います。

夢かと思ったのですが、
二人とも同時に同じ経験をしたことにぞっとしました。

怖くなって、翌朝看護婦さんに昨夜の話をしたら、
その日のうちに部屋を変えてくれ、

「もう大丈夫だと思う」

と言われました。

実際、その後は何も起こりませんでした。

その病院は外科が専門で、
救急車でよく大けがした人が運ばれてきます。

同じく付添いで泊りこんでいる人にこの話をしたら、

「やっぱり」

と言われました。

時々あるそうです。

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