【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】取り壊し予定の家

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】取り壊し予定の家

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○本引越しセンターでバイトしてるんだけど、
取り壊し予定の家から家具を運び出しているときに、
客(家の住人で70代近い爺さん)が

「この壁がなければ家具の出し入れもしやすいでしょう」

と、大工道具を持ってきて
ノコギリやらカナヅチで土壁を壊し始めたんだが、
壊した土壁が崩れ落ちた時、
壁の中に大量の御札が詰まってるのが見えた。

拍手[2回]

梵語らしきもの(漢字じゃなかった)が
びっしりと書かれたA5サイズくらいの和紙が、
見えるだけでも数十枚・・・

それに驚いた爺さんが
血相変えて家の中をひっくり返し始めると、
梵語みたいな文字の札が家(木造平屋建て)の
見えない場所から出るわ出るわ・・・

畳の裏、天井裏、縁側の床板の裏、壁の中、
一枚一枚全て手書きで、
全て微妙に違う文字が書いてあった。

奇妙なのは、
一昨年に工事したと言う
真新しい玄関前の側溝のコンクリ蓋の裏にも貼ってあった!

さらに、札には明らかに古いものと
そうでないものが混ざっていたし、

「x年前に見た時はこんな物は貼ってなかったんだけどねぇ・・・」

と爺さんが首をかしげるような場所にも
いくつか見つかった。

家自体は20年位前に空家だったのを
そのまま買い取ったらしいから、
前の住人の情報は皆無・・・

とどめは、引越し先の新築の平屋建てに、
俺たちのトラックが到着する直前に雷が直撃!
(避雷針で地面に逃がしたけど)

あの家(土地?)にまつわる『何か』を封じている何者かが、
家を手放した後も住人に気付かれないよう
アフターケアをしていたのでは?

あの落雷で、
新しい家にその『何か』も引っ越したのか?

自分の想像力ではこの程度の結論が限界でした。

とにかく不気味な経験でした。

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