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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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途中にやはりお経が岩に彫られていたり、
仏像が彫られていたり、かなり信仰が深い感じでした。 山の頂上近く、
三滝神社の山門がありました。 急な階段を昇り初めましたが、
かなりの人数でのお経が聞こえてきました。 よく聞いてみると、
木魚の音も聞こえました。 そのまま裏に回ると小さな滝があって、
何故かカーネーションのきり花が刺してありました。 時間にして10分程でしょうか。
お経が聞こえなくなっていたので、
裏からそっと神社に近付きました。 誰もそこにはいないのです。
ヒザの高さまでの雑草も倒れてる事は無く、
あたり一面、むせるようなお線香の臭い。 そして神社の4面は、
全て5寸釘で板を打ち付けられていて、 とても人がいたとは思えません。 5寸釘も錆びていて、
柱まで茶色に染まってました。 怖くなったので、
2時間かけて昇った1本道を全力で下りました。 しかし途中にも誰もいないのです。
もちろん他の道もありません。
今でもあれが現実の出来事だったのか信じられません。
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