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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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小学一年生のころ、
地域の神社(そこそこ大きめだけど神主さんは常駐してない)に 地域探検でクラス皆で行きました。 神社の本殿までは100mちょいの長い道があって、 両サイドは木が生えてて、 でもその向こうは田んぼや民家がある、 普通の地域の神社です。 本殿まで行って、 その帰りに長い道を歩いてるときでした。 急に辺りが静かになって、 金色に日差しが光ったと思ったら、 木の間から狐がゆっくり横切っていきました。 長い道には人が歩くための道が石で舗装されていたのですが、 その真ん中まで狐が来たとき、
その狐が止まって私のほうを向きました。 私はその狐から2mほど離れていて、狐がいる! と興奮してるのに全く体は動かない。 しばらく見つめあって、 狐は顔を戻してまたゆっくり歩き始め、 対岸の木の向こうに消えました。 狐がいなくなった瞬間に金色の日差しも音も元に戻って、 私はそこで我に返って木の向こうを見ました。 狐はいなくて、民家の玄関口があるだけ。 強いて言えばその玄関口に黒猫。 幼心に、猫に化けたのか!?と思って、 でも境内には狐の巣穴があるという話を聞いていたので、
普通に野生の狐だと思ってました。 その時は私の後ろ、 数メートルくらいに友達2人と引率の先生がいて、 「狐!見た!?」 と聞いても 「そんなの見てない」 と。 どう考えても普通に見える距離だったので、 私はあれはただの狐では無かったのかと思いました。 一人っ子で妄想癖のある子供にしたって、 流石に学校に戻ってからの感想イラストに狐描かないし、 他人に興奮しがちに話したりはしないだろうし、
高校生になった今でもその時の話を覚えてます。 一年生のころの話なんてほとんど覚えてないのに。 別にその神社は稲荷ではなく、 本殿で祀ってるのは確か熊野三山。 後々、昔各村の神社を一所に集めたため、 神様は100柱を超えるということが分かりました。 人ならざるどなた様かに、 あの時お会いしたのかなと思ってます。 あれ以来零感、霊障一切無し。 7歳が私が人ではないものに関われた最後だったんでしょうか。 PR コメントを投稿する
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