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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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爺ちゃんが爺ちゃんから聞いた話(曾曾爺ちゃんの経験ってこと)。
そのとき曾ひい爺ちゃんは、
キツネを一匹仕留めて帰る途中だったという。 すると木の近くにおろおろとした男性がいた。
若くて、登山者みたいな格好をしていたらしい。 そして何をしているかと聞いたら、 道に迷ったという。 出口まで案内しようと思ったが、
もう時間は遅いので山小屋に泊まることを勧めた。 男性は申し訳なさそうに山小屋で休んでいると、
「ところで、その腕はどうしたんですか?」
と言った。 腕を見ると、
知らないうちに青アザができていた。 ぶつけた覚えも無いのによくわからなかったが、
一応大丈夫とだけ言っておいた。 次の日、出口まで案内した。
男性は礼をして帰って行った。
それから一週間ほどたったある日、
風呂に入ったとき腕を見て驚いた。 黒く変色していたのだ。
壊死したのかと思ったが、 ちゃんと動くし痛みも感じる。 気味悪くなって知り合いの猟師に相談すると、
知り合いはいきなり銃で撃ち抜いた。 しかし痛みはなく、
腕の色は元に戻っていた。 傷もない。 驚いて聞くと、
知り合いは化け物の仕業だといった。 昔にお前に撃たれた化け物か何かが、
腕を乗っ取ろうとしたとのことだ。 考えてみれば人型の影を撃ったことがあったそうだ。
そして、知り合いと山小屋にいくと、
知り合いの思ったとおりだった。 その床下からは木彫りの手が出てきた。
それを焼いてからは、
二度と同じような事は起きなかったという。 PR コメントを投稿する
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