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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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もう20年近く前なんだけど祖父が亡くなったときの話。
祖父は毎日午後2時に散歩に行くのが習慣で、
昼を食べたあとに昼寝してるから、 それを起こすのが俺の夏休みの習慣だった。
それがいくら起こしても起きなくて、 祖母と一緒にもう一回起こしに行ったら、 その時にはもう亡くなってた。 で、親とか祖母が葬儀場に連絡したり
警察とか親戚とか知り合いに連絡したりでバタバタして、 小学生だった俺は線香みててと、
祖父の遺体と一緒にみんなが帰ってくるのを待ってた。 余りにいきなりだったからみんな気が動転してたってのも有るんだけど、 気がついたら俺と祖父だけが家に放置。 そして日が暮れてあたりが薄暗くなったぐらいに、 外から子供の声で 「○○ー行くぞー!!」 って聞こえた。 もう亡くなった祖父の幼なじみがよくそうやって呼んでたから覚えてたんだけど、 その○○って祖父の子供の頃のあだ名だった。
そしたら部屋の中からバタバタバタって子供が走るような足音がした。 家の中には俺しか居ないし、 そもそも過疎化の激しい地域で近所に子供は俺しか居ない。 そのことを両親や祖母に聞いてみたけど、 やっぱり近所に子供は居ないという答えで、 寝ぼけてたんだろうということで終わった。
けど俺は今でもはっきり覚えてる。 ちょうどお盆だったから、 祖父を友達が迎えに来たのかなぁと思う。 PR コメントを投稿する
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