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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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私がリアル厨房だった頃、
恩師より聞いた話。 ある時の事。 何かの調査で恩師は数人と連れ立ち、 奥羽山脈の中でキャンプを張った。 一夜明けてみると、 隣で寝ていた仲間が 「なんだか顔がムズムズする!」 と言い出した。 アリにでもたかられたかと見ると、
確かに仲間の顔になにやらびっしりとくっついている。 よくよく見れば、 『とても小さいカエルの群れ』が顔にたかっているのだ。 どれくらい小さいカエルだったかというと、 「こりゃ珍しい!新種かもしれないから持って帰ろう」 という事で、 弁当についている魚型の醤油入れに何匹も詰め込んだ、 というくらいだから押して知るべし。 残念ながら持って帰ることは出来なかったそうだ。 醤油入れに詰め込んで持ってきたはずのカエルは、 ふもとで見てみればすべて溶けて無くなってしまっていたとの事。 骨まできれいに無くなっていたそうな。 すでに恩師も鬼籍に入って久しい。 今となっては確かめようも無い。 そういう話です。 PR コメントを投稿する
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