【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】始まりの日

【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
【ほん怖】始まりの日

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6歳の時にコタツで寝てたら、
のどを詰まらせ息が出来なくなった。

声も出せず手で床を叩いたけど、
母親は洗い物をしてて気づかない。

そのまま意識を失って、
気づくと家の前のブドウ畑の上にいる。

そのうち風船みたいにすうっと上に行き、
家から離れていくので、
なんだか悲しくなって泣き出した。

すると

「坊やどうした」

と、横から2、30代の男の感じがする、

透明な塊に呼ばれた。

「家に帰れない」

というと、
その塊は

「おじさんが連れて行ってやる」

という。

気づくとコタツの中。

体に帰ってきたのか確かめようと、
目の前にある幼児向けの本を手にとってみる。

鉛筆で文字をいくつか書いていると、
母親が

「文字が書けてる」

と、泣いて喜んでいる。

実はこの日が、
自分という記憶の始まりの日。

それまで大切にしていた宝物の場所、友達の名前、大好きだった先生が
急に分からなくなったので、
ちょっと怖かったらしい(母親談)。

それと、
微妙に昔の歌とか出来事を知ってたりするから、
おじさんも一緒に入ったみたい。

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