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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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一旦道をはずれ、
森の中の平地にテントを設営し、 一泊する予定だった。 森の中を数分歩くと、 一辺2mあまりの小さな家があった。 かなり古く全体は板でできている。 家は全部で3つあった。 ほぼ壁と同じぐらいの扉を開くと、 中はぼろぼろだったが布が引いてあり、 数個の陶器などの生活用品があった。 家の土台部分に小さな木製の車輪が4つ付いていて、 移動できるようになっていた。 家といっても大きな犬小屋のような物。 木の車輪が付いていても、 木と草で容易に移動はできないと思われた。 次の日、麓の神社近くの食堂に寄り、 森の中で見た家について食堂の主人に質問すると、 主人の言うには、
「山の中で生活する集団がいる」 と曽祖父が言っていたとのこと。 主人は子供の頃聞いて、 伝説の類だと思っていたということだったが、 「本当にまだ残っているのですね」 と驚いていたという。 PR コメントを投稿する
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