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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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小児科病棟では医師も看護師も
「ここに何かがいる」と良く言いますねー。 私にはさっぱりですが… 以前の話ですが・・・
小児科病棟の当直医が学会提出用のレポートを仕上げるために、 敢えて当直室ではなく面談室内にこもっていた夜のこと。 そのDrの記憶では深夜2時すぎくらいだったらしい。
面談室内の電話がなって、
電話に出たらしい。 Dr「はい佐藤(仮名)です」
『せんせい、お熱さがったよー』
Dr「…?ああそう。それは良かった」
それだけで電話は切れたとのこと。
うちの面談室内の電話は、
小児科ナースステーションからしか繋がらない様になっているため、 そのDrは
「夜勤ナースの報告か…? でも普通こんな風に報告しないよな…」 と思いながらも、 再度パソコンに向かってレポートに取り組んでいたらしい。
そして明け方朝7時頃そのDrがナースステーションにやってきて、
「夜中熱下がったよーって電話だったけど、誰の熱?
(うちの病棟は白血病等血液の癌の子ども達もいて、
治療中8度5分以上の発熱があると通常、血液培養を採取し、抗生剤投与を開始します)
血培の結果どうだったかな?」
と夜勤ナース3人に聞いてきた。
しかし、私達夜勤ナース3人ともだれもそんな電話はしていないんです。
Nrs「いえ…誰も発熱してないし、平和な夜でしたよ…」
Dr「あれ?じゃああの電話なんだったんだろうねー?」
といった話が沢山存在する小児科病棟です・・・
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