×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
| |
スポンサーリンク
十年ほど前、友達のAは山に登った。
(どこの山だか忘れたらしい) そんな急な斜面じゃ無かったから、
Aは親達を置いて走って登っていた。 親と離れすぎたので待っていると、 道から外れた所に鳥居が在るのを見つけた。 好奇心から鳥居をくぐろうとした時、
「くぐるな」
と、女の子でも出せ無いような声で止められた。 周りを見ると、すぐそこに狐が一匹いた。
?と思った時、狐があの透き通るような声で、
「この先は、人の入る所に非ず」
と言って、鳥居をくぐった瞬間、狐は消えてしまった。 急に怖くなり、
親と合流してさっきの場所を通ると、 鳥居は無くなっていた。 Aが言うには、
「あの先は、狐の国になっているに違いない。
何故なら、あの狐は鳥居に入る時、二本足で歩いていたからだ」
と、しみじみと語っていた。
PR コメントを投稿する
<<【ほん怖】地獄の釜の蓋が開く | ブログトップ | 【ほん怖】四頭の犬>> |