【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】帰宅の時間

【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
【ほん怖】帰宅の時間

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個人的な小さい頃のちょっと不思議な話。

生まれてこのかたいじめられてない時がない位、
何故だかいじめられっ子体質。
(結婚して落ち着いたけど。発達障害なのかもしんないけどよくわからない)

だから小学校の帰り道もいつも一人だったし、
家にいても居場所がない感がすごかった。
(毒親だったし)


小学校の帰宅の時間が一番リラックスできる時間で、
さみしいけど大好きだった。

ただ、毎日不思議な経験をしてた。

学校から自宅まで15分ぐらいダラダラ歩くとあるんだけど、
3分くらいのところから何かがついてくる。

振り向くと隠れる、黒い影。

そして家から3分くらいの神社の前で必ず消える。

スピードも尋常じゃないし、人ではないと思った。

運良く姉や誰かと帰れると出てこない。

必ず一人の時だけ出てくるし。

親に相談もしたけど、

「自意識過剰」
「気持ち悪い子」
「気のせい」

でスルー。

気持ち悪いなーと思いつつも、
1年の頃から6年生までほぼ毎日ついてきてた。

話すことも何かされることもなく、
ただただ気持ち悪いけどいる存在に、
何かホッとしていた気はする。

卒業を間近に控えたある日、
その日はいつも以上にいじめられて、
悲しいやら悔しいなら怒りやらで、
ぐちゃぐちゃな気持ちで半泣きで帰っていた。

また黒い影が後ろからついてきた。

しかしムカついてたので、
はじめてその黒い影に怒鳴りつけた。

「あんたがいるのは知ってるんだからね!!
気持ち悪い!ついて来ないで!!」

今思うと本当にひどい言葉を言ったと思う。

その時、いままでボンヤリだった黒い影がはっきり見えた。

ビクッと驚いたみたいだった。

そしてその黒い影が空を仰ぐと、
シュルッルルと天に向かって煙のように消えた。

そしてそれ以来その影は見えなくなった。

見えるという人に聞いたら、
「悪霊」と言う人もいるし、
「守神」と言う人もいるしわからない。

でも今、30越えて感じるのは、
ほぼ毎日泣いたりむすっくれた女の子が心配でついてきてくれた何者なのかと思ってる。

あれ以来会えてないけど、
いつか会えたらお礼を言いたい。

あなたのおかげで下校のさみしさは和らいでいたこと、
あなたに甘えていたこと、本当にありがとうと。

そしてひどいこと言ってごめんなさいと。

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