【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】手のひらの擦り傷

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】手のひらの擦り傷

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不思議な体験と言えば、
あれは小2の頃だった。

当時は運動場で毎日鬼ごっこして遊び、
身体中擦り傷がたくさんあった。

んで、手のひらを擦りむく事もしょっちゅうだったんだけど、
運動場で転んで手のひらを擦りむくと、
細かい砂粒がキズに入って、
砂粒が入ったままキズ治ってしまうことがよくあった。

拍手[2回]


だから、後で自分で針を使って切開して取り出したりしてた。

針を使って切開すると当然痛いのだけど、
自分が医者にでもなったような感覚で面白かった。

砂粒がある部分は黒ずんでいるからすぐにわかる。

その周辺を火で炙って消毒した針で切開する。

ある日、黒ずんでいる部分めがけて針を入れたんだけども、何かおかしい。

確かに黒いものが掌の中に入っているんだけど、砂粒じゃない。

でも、取り出さなきゃいけないという使命感に駆られたんだろう、
奥まで針を刺して、黒ずんだ物体を取り出したんだ。

そしたら、それは何か水かきが付いた蛙の足のような謎の物体だった。

ちょうどアマガエルの前足位の大きさで、水かきも付いてた。

色は黒ずんでいた。

取り出したはいいものの、なんか気味が悪くなってすぐ捨てたんだ。

転んで蛙の足が掌の中に入るわけないし、
第一入ってたら化膿どころの話じゃ済まないはず。

あれから医者になったわけだけども、
それらしい症例はないし、今更不思議に思ってる。

なんだったんだろうなぁ、あれ。

当時のシチュエーションも鮮明に覚えてるし、ホント不思議。

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