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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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小さい頃、父親と登山した。
山頂にはいろんな形の木の枝があり、
面白いから持って帰ることにした。 ところが、最初はキャッキャ言いながら楽しく下山していたのに、
途中から背後にずっと人の気配を感じて、怖くて涙が出てきた。 私は父親に大泣きしながら、
「誰か何人もついて来てる。でも振り向いても誰もいない」
と言った。 子供ってそういうのわかるっていうし、
多分本当に良くないものが後ろにいたんだと思う。 麓に着いてから父親が、
「きっと勝手に木の枝持って来たから山の神様が怒ってるんだよ。枝は置いて帰ろう」
と言った。
枝を置いて来たら嘘みたいに気配がなくなった。
山には絶対神様がいると思う。
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