×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
| |
スポンサーリンク
札幌郊外の某山中。
心霊スポット巡りで、
参加者の一人が場所を知っているとの事で行ったのだけど、 林の中にまず3mくらいの仏像が2体立っている。
しかし何かがおかしい。 それを越すと緩やかな石段が何百メートルか続く。 その一段一段の両側に地蔵が立っているが、
首が無かったり転がっていたり、
とにかくまともなものは無い。 この時点で数年来、
人が立ち入っていないであろう事は判った。 石段を登りきると視界が開け、
香炉のようなものが沢山見える。 ボロボロではあるが、
よくよく見てみると墓らしい。 蓋を開けると骨らしきものが見えたから。 そして香炉の上には、
赤ん坊を抱いた観音様が立っている。 しかもオリジナルらしく、
参加者の誰も見たことが無いと言う。 香炉群の奥にはこちらを見下ろす5mくらいのオリジナル観音様。
訳が解らなすぎて全員逃げるように退散してきたんだけど、
今は亡きカルト邪教集団でもいたのかなあという結論。
あの香炉墓は百はあったから、
教団員も少なくなかったのではないかとの想像。 それが廃れた理由や、
打ち捨てられた香炉墓を思い出すと、 また行きたくもあり、
二度と行きたくなくもある。 あの現実離れした空間は忘れられない。
PR コメントを投稿する
<<【ほん怖】中州の町 | ブログトップ | 【ほん怖】土肥近くの三滝で>> |