×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
| |
スポンサーリンク
海の話です。
昔は手漕ぎの船(帆付き)で沖に漕ぎだして漁を行っていました。
その日もその漁民は沖に漕ぎだして漁をしていました。
波は低く穏やかな日でした。
彼は釣り糸の様子を見ていましたが、
突然視界を横切るものがあり驚きました。 それは、泳いでいる人。 男か女かわかりませんが、
人間が船の下をくぐって泳いで行ったのです。 そこは海岸からかなり離れた沖合なので、
人が泳いでくるのは珍しい、 というかありえない。 近くに他の船もいない。 唖然として見ていると、
さらに驚くことが。 船の前後をたくさんの人間が泳いでいきます。
みんな沖合に向かって同じ方向に泳いでいったそうです。
その時に見た『泳ぐ人』は、
20人以上はいたということです。 櫓で海面を叩いて気づかせようとしましたが、
漁師は怖くなりました。 この人数の人間が自分の船にかきついてきたら大変なことになる、
と考えたからです。 彼は船に座りこんで、
泳ぎ去る人間たちを見ないようにして、 また、彼らに見られないように祈りながら、
その場をやり過ごしました。 色の白い人たちだったそうです。
PR コメントを投稿する
<<【ほん怖】海で遭難した好青年 | ブログトップ | 【ほん怖】托鉢の僧侶>> |