【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】海岸に変なものが漂着した

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】海岸に変なものが漂着した

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海の話です。

日露戦争に従軍したバルチックじいさんによる話です。

バル爺は衛生兵として従軍したので、
退役後、医師のいない漁村で骨折や外科治療などのさい
多大の貢献をしてくれました。

沈着冷静な人で、
また『合理的な』人で人望もありました。

拍手[2回]

対馬沖海戦に従軍したのが彼の話の白眉ですが、
怪談ではないのでここでは触れません。

おなじ水兵に島根県浜田市出身のものがいて、
砲兵だったそうです。

その水兵が言うには、戦争が始まってすぐ、
海岸に変なものが漂着したそうです。

海岸から漂ってくる異臭から、
鯨でも漂着したか?と海岸を探していみたら、
10メートル程度の長細いものが漂着していました。

それは、前半部が金属製の円錐形(正確には、砲弾のような形だったと)であり、
後ろ半分が、生(動物のような有機物という意味でしょう)だったそうです。

その部分は、
長い二股にわかれた触手のようなもので、
青白く変色(元の色かも)していました。

全体の形から
『イカ』ではないかと発見した漁民は考えたようですが、
前半部が金属で(叩くとキンキンと金物の音がした)
イカではないだろうという話だったそうです。

腐敗臭がしていましたが、
その異臭は金属の部分からしていて、
ナマの部分は無臭だったそうです。

警察と軍隊が来て、
東京から偉い先生(研究者でしょう)が来て検分しました。

地元民はまったく近寄れなくなって、
2日ほど海岸で灯りをつけて調べて、
ソレはきれいに持ち去られたということでした。

朝鮮半島に近い海岸地域はロシア艦隊への警戒線であったため、
厳しく緘口令がひかれて、
その後の警戒も厳しくなったということです。

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