×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
| |
スポンサーリンク
高三になって、
受験勉強で疲れてる所為なのか 自分の部屋にいるとき一人言が多くなった。 最初は 「くそっ間違えてんじゃねぇよ」 や 「こんなん解らなくね?」 など、まぁ普通と言えば普通?だった。 そして受験が近付くにつれて忙しなるのと一緒に、
一人言もエスカレートしていった 11月になって、ふとあるとき、
自分が
「誰だと思う?誰だと思う?誰だと思う?誰だと思う」 を小さな声で連呼しているのに気付いた。 気付いたと言うよりかは、
なぜこんなことを呟いているのかと疑問に感じた。 なぜなら別に無意識にというわけでは無かったからだ。
なぜか呟きたかった。 その時はただ疲れてるからかなと思ってた。
12月半になったとき、
今度は無意識に 「誰?誰?誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰」 と呟いていた。 恐らく5分は呟いてたと思う。
そして2次が近くなるにつれ
「誰?誰?誰?」 は多くなっていった 流石に自分が怖くなった。
疲れではないと思った。 多分幽霊的なものが憑依したんだと。 思えば最初の頃の一人言の
「くそっ間違えてんじゃねぇよ」 や 「こんなん解らなくね?」 などは、 誰かに話しかけるようなものばっかだった。
もしかしたら霊が自分に話しかけていたのかもしれない。
自分は全く霊感が無い。
婆ちゃん家がお寺で兄や母などはよく見ると言うが、 自分はそうゆう体験とは無縁だと思ってた。 俺が霊感無いから、
視覚でも聴覚でもなく直接憑依して 自分とコミュニケーションを取ろうとしてたのかな? 「誰?誰?誰?」
というのは結局受験が終わるまで続いた。 志望校に受かってからは一切起こらなくなった。 やっぱり疲れてたのかな?
PR コメントを投稿する
<<【ほん怖】隙間から出てくる手 | ブログトップ | 【ほん怖】始まりの日>> |