【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】軽トラの荷台に乗ってドライブ

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】軽トラの荷台に乗ってドライブ

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小学6年のとき、
祖父の軽トラの荷台に乗って、
ど田舎の山の中をドライブしてもらった。

運転席とかの人が乗るスペースに背中を預けて、
足を投げ出して座って、
後ろ向きに流れていく景色を従姉妹らと眺めていた。

するとふいにポンッ!っていう軽い音がして、
喉に何かが入ってきた。

拍手[1回]


何かが口から入ってきた感覚で、
喉に何かが詰まってる感じ。

私は口をOの形にしたまま軽く呼吸困難になった。

その様子に驚いた従姉妹らは運転席の窓を叩いて、
緊急事態を祖父に知らせ車を停めた。

祖父が

「どうした?」

と言いながら降りてきた。

私は苦しいと祖父に伝えようとしたら、
激しく咳き込んだ。

そしたら、ジブリのまっくろくろすけみたいな
黒い何かが口から飛び出した。

そしてそのまっくろくろすけは
軽トラの荷台の隅っこを結構な速さで移動して、
軽トラの下の方に落ちてった。

気がついたら喉の詰まりはなくなってた。

驚いて従姉妹らとしばらく顔を見合わせてた。

でも祖父には見えて居なかったようで、

「なんだ?タンでも絡んだか?」

と笑ってた。

何かの虫かなって思ったけど、
正面から風を受けてたわけじゃないし、
喉から出てきたやつの動きは虫には見えなかったし、
なんだったんだろうなーと。

今でもお盆とかに従姉妹と会うとその話題になるw

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