×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
| |
そんなもんで、
うちの家には母を尋ねて来るご先祖さんが多いらしく、 結界の様になって、悪霊等は入って来れない状態だとか。
実際、私も少し霊感があり、 家の中で何度も良い霊(=ご先祖さん?)を感じたことがあります。 前置きが長くなりましたが、 そんな我が家で起きた2件の悪霊騒ぎを聞いて欲しくてカキコします。 その日はご飯前、大体7時過ぎに、 些細な事から私は母と大喧嘩しました。 その後お互い無視しあい、 ご飯が終わると私はさっさと二階の自室にこもり、 本を読んでいました。 すると、いつもは1時過ぎに寝る私が、 10時過ぎに急に意識を失う様に寝てしまいました。 次の日朝、 いつもは早く家を出る父が珍しく家に居て、 母を看病していました。 聞くと、母は夕べの10時過ぎから寝込み、 11時頃いきなり悲鳴を上げ、 発作の様なものを起こしたそうです。 日が経ち仲直りもしたある日、 唐突に母があの日の事を話し出しました。 母曰く、 「うちの家で悪霊に襲われた」 「銀色のミイラの様な干からびた悪霊が、足元から這い寄り首を締めた」 と。 母は病弱で、月に2~3度寝込む人で、 夜中に具合が悪くなり、 家族が看病する事が度々あります。 その時真っ先に気付くのは大概私で、 少しのうめき声でも目が醒めます。 が、その日は朝まで夢さえ見ないくらい深く寝っていました。 当時私は、 うちの家で珍しいなと思いましたが、 何か心の隅にひっかかるものがあり、
もやもやしていました。 そして3ヵ月程して、 またその悪霊が母を襲いました。 前回と全く同じ状況でした。 母と大喧嘩し、 お互いほぼ同時刻に意識が無くなり、 私は朝まで眠り、母は悪霊に襲われる。 そして、うめき声でも目が醒める私が、 近所に響くくらいの悲鳴に気付かない程寝入っている。 この時、前に感じていたもやもやが 何なのかはっきりわかりました。 襲っていたのは、 間違いなく私の生き霊の様なものだったんです。 自分でも信じられないのですが、 情況的にそれ以外考えられません。 悪霊とかよりも、 自分自身が怖くなりました。 昔あった霊障を思い出した時に話し出す母ですが、 未だにあの悪霊については、
ここに書いた以上の事を話しません。 母は正体を知っているのかどうかわかりませんが、 知っていて黙っていてくれている気がします。 幸いここ数年間、 あの悪霊は出て来てません。 ずっと心の中で溜まっていた私にとって最大級に怖い話で、 いつかどこかで打ち明けたいと思っていました。 PR コメントを投稿する
<<【ほん怖】家出 | ブログトップ | 【ほん怖】五月荘の出来事>> |