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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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三歳くらいの時の話。
当時(今もだけど)結構田舎の豪雪地帯に住んでて、
だいたいの家は田舎特有の?でかい土地や山を持ってるんだ。 で、うちも山持ってて、
冬になると木に絡まってる蔦を切りに家族総出で山に入る。 当時の俺も一緒に山に入って、 ハイキング気分ではしゃいでたんだ。 でもしばらくして飽きちゃって、
どんどん山奥の方に入ってっちゃったらしい。 気づいたら家族がいなかった。 けど不安とかは一切なくて、
むしろ真っ白な景色の中に足跡つけたりするのが楽しかった。 で、遊んでたらいつの間にか目の前に、
凍ってうっすら雪が積もった川があった。 川幅は子供の感覚だからイマイチわかんないけど、
ちょっと頑張ったら簡単に越えられそうなぐらい。 川の向こうには、多分直径2mぐらいの馬鹿でかい樹。
立派で、神社にあるようなしめ縄がまわしてあって、
自分と同じぐらいの太さの蔦が数本巻きついてた。 イメージはご神木。 そこで、この蔦を切ってもらった方がいいかな?って、
蔦切りにきた事を思い出して家族のところに戻った。 少し走ったらすぐ会えた。
だけどもう帰るって言われて、
樹の事を報告するのも忘れて帰った。 小6ぐらいになって、
父さんと話してたら蔦切りの話になったから、 そういえば…って何気なく言った。 だけど
「うちの山は川なんてないし、そんな大きな樹もない」 って言われて、じゃああれは何だったんだ?って体験です。 PR コメントを投稿する
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