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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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何年か前のある朝。
学校が休みで田舎に帰っていた俺は、
早朝から親戚が神主をしている神社の掃除に行った。 鎮守の森に囲まれた境内を掃き、 箒目を付けようと一本の木に基準を決め、 その木に向かって行った。 そしたら、その木に何かがくっついている。 「何じゃろ?」 と思ってよく見ると、 両手に釘の打たれた藁人形だった。 腰を抜かして、 社務所にいる叔父さんを呼びに行き、 現場へ連れて来ると、 叔父さんは
「八幡様の境内でこんなことしおって。 気にするな、どうせこんな事したからには罰が返る」 そう言って、 藁人形を燃やしてしまった。 その後、ウチの近所で事故があった。 原付で川に落ちた人がいた。 川も浅く、 スピードも出ていなかったのだが、 その人は両腕切断の大怪我。 まあ、近所でも良くない噂の多い人で、 警察の事故調査でこう言ったらしい。 「目の前に裃を着た侍が立っていたんだ」 ちなみに、その裃に付いていた家紋と、 俺が祭りの時に着る鎧櫃に書いてある家紋が同じだったそうだ。 PR コメントを投稿する
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