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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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私の通っていた高校であった話です。
学校の警備員さんが、
毎晩同じ時間に「ドーン」という音を聞くようになりました。
その高校の近くに短大と高校共有の女子寮があり、 その鉄の門が閉まる音のようでした。
毎晩きっかり11時に「ドーン」と。 でも、もっと近い所から聞こえてくることに気付きました。 学校の裏手にある焼却炉あたり。 普段あまり使われることのない、 旧校舎の影にひっそりとある焼却炉。 その焼却炉はコンクリート製でしたが、 なにか違和感があったのを覚えています。 それは、トタンの屋根が付いていた事です。 雨よけにしては全然関係ない方に突き出してるし、 それに、焼却炉へは屋根のついた渡り廊下のようなものがあるので、
はっきり言って無意味です。 警備員さんがその音に気付く数ヶ月前、 学校の屋上から飛び降り自殺をした女の子がいました。 彼女はその焼却炉の上に落ち、 即死できずにしばらく苦しんだようです。 警備員さんの聞いた「ドーン」という音は、 彼女が焼却炉の上に落ちた音。 そして無意味なトタンの屋根は、 彼女が残した血の跡を隠すものだったのです。 コンクリートの上に残った彼女の血は、 何度洗っても、ペンキを塗っても浮き出てしまい、 仕方なくトタンをはったそうです。 PR コメントを投稿する
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