【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】アメリカに一人旅

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】アメリカに一人旅

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友達から聞いた話。

ある男がアメリカに一人で旅行に行った。

期間は1ヶ月くらいの予定だったそうだ。

旅の間いろんな所に行って遊んだり、食べたりそれは楽しかったそうだ。

1ヶ月くらい経ち、そろそろ旅も終りかというある日、とあるバーに酒を飲みに行った。

一人で酒を飲んでいたが、見知らぬ女性が話しかけてきて一緒に飲む事に成った。

1ヶ月近く一人旅をしていたから、寂しくなってきていた男は、
それはそれは女性と楽しくおしゃべりしながら酒を飲んでいた。

ふと気がつくと、どうやら男はいつのまにか寝てしまったらしい。

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ついつい酒が進み疲れもあってか寝てしまったようだが、男は目が覚めた。

周りを見渡してみるとバーではなかった。

寂びれたホテルの浴室だった。バスタブの中で寝てしまったようだ。

風呂からあがろうとするが、なかなか体が言う事を聞かない。

男はギョッとした。

男は“お湯”ではなく“氷水”に浸かっていたのだ。

何故?と男は思ったが、バスタブの壁を見るとこう書かれていた。

『助かりたければ、ここに電話しろ』と、警察の電話番号が書かれていた。

男はなんとか体を動かし電話して、病院へ行ったそうだが、 
病院で初めて分かったそうだが、男の二つあるはずの腎臓が一つ無くなっていたそうだ。

警察と病院の話を総合すると、
男はバーで一緒に飲んでいた女性に、睡眠薬を知らない間に酒に入れられ気付かず飲んでしまい、
寝ている間に何処かで腎臓を抜き取られ、ホテルの氷水に漬けられたそうだ。

起きるまで痛みを感じなかったのは、氷水で神経が麻痺してしまった為だそうだ。

その後はしばらく入院するはめになってしまったが、なんとか命に別状無く無事日本に帰国できたみたいだ。

外国へ旅行へ行っても、見知らぬ人からの誘いは気をつけようね。

友達とか一緒ならいいかもしれないが、特に一人旅には・・・

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