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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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今から13年前、
私が横浜にある総合病院に入院中に、 悲しそうに泣く幽霊の後姿を目撃した談。 深夜2時過ぎ頃だったと思う、
私はトイレにいきたくなって、 ひとりで静まりかえった廊下を歩いてたんですよ。 途中、ナースセンターを通過したら看護婦さんがちょうどいなくて、 ほんと淋しい晩でした。 トイレの手前の部屋に洗面室があって、
そこから何やら男の人のすすり泣きと、
ジャブッジャブッという水音が聴こえたんですよ。 どうしたのかな?と、
ドアが開いた洗面室を覗き込んだら、 暗い流しに廊下の照明が射し込んだ状態で、
パジャマ姿の男の人が背中を向けた感じで顔を洗い、 時折「くっくくっううーー」とむせび泣いてました。
私は思わずその人に
「こんばんわ!電気つけますね」 と声をかけ、 パチッとスイッチを入れた途端、 その男の人ね、消えちゃったんですよー。
もーあれは本当にぶったまげちゃった衝撃。
怖いとかよりも、
「今いた患者さん、何で消滅したのー?」 と、それしか考えられなかったです。 寝ぼけでも嘘でもない本当に不思議な出来事でしたね、
今もってあれだけは。 後日、他の古くからいる患者さんとかに聞いた話だと、
「たぶん癌とかで亡くなった患者だったんじゃないのー?」
と皆で噂していました。 PR コメントを投稿する
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