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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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見ると部屋の入り口にあるロッカーが開いていて、
制服を着た女子生徒が何かを探していた。 ロッカーに上半身を入れてガサガサとあさってる。
その姿に見覚えがない。
部屋に誰かが入ってきて
ロッカーが開いても気づかない自分にもびっくりしていたのもあり、 ドキドキしていた。 「どうしたの…忘れ物かなんか…?」
取り敢えず問い掛けけど返事なし。
立ち上がり近づいた。
そして背後に立ちそっと背中に手をやり、 「ねぇ」 と問い掛けた。 その子はロッカーをあさる手を止め、
上半身を折り曲げた状態のまま、 こちらを振り返る事も無く出て行った。 そしておばあさんの様に、
腰を90度に曲げたまま暗い廊下を歩いていった。 未だに誰か分からないし、
確かにまだ18時前だったのに、
あまりに暗い廊下だった為、 時計を確認したら21時だったのが不思議でならない。 PR コメントを投稿する
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