【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】なぞ

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】なぞ

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呼び名は色々あったと思うんだけど、
自分のグループでは「なぞ」って呼んでた遊びがあった。

町中のあちこちに
『①真後ろに50m進んだ先の電柱を見ろ』
みたいな落書きがしてあって、
指示通りに進むと次の指示があり、
また次の指示・・・って感じで、
そのメッセージを辿って行く遊び。

拍手[2回]

ゴールには宝物があるとか、
秘密基地の入り口があるとか言われてた。
(ガチャの景品が包まれてたの見つけた事もあった)

1から始まって、
多いのでは100まで続いてるのもあって、
指示は油性ペンやチョークで書かれたり、
張り紙がしてあったりした。

最初に誰が書いたかなんて知らないし、
面白いからか真似して色んな奴が書くものだから、
落書きだらけになってた

小学生のイタズラ書きが発端で、
そこから発展した遊びだと思うんだけど、
1つだけ大人が書いたであろうキレイな字の指示があった。

自分のグループもそれを追うことになったんだけど、
詳細は省略

ゴールでは、
シートが掛けられた車の中に死体がありましたってオチで、
流石にそれ以降、この遊びをする子供は居なくなった

学校やら自治体で大きな問題になったからか、
落書きは清掃員の人が全部消してしまった。

子供たちの間では、
「殺した犯人が落書きを残した~」とか、
「実は自殺で、発見してもらうために自分で落書きをした~」とか噂が広まった。

身元不明の死体くらいしか伝わってこなくて、
本当に自殺なのか他殺なのかもわからないんだけどね。

怪談ではなく噂話だけど、当時はすごく怖かった

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