【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】姑に呪われた

忍者ブログ
【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【ほん怖】姑に呪われた

スポンサーリンク


週末に法事で、
2年ぶりに義兄嫁と遭うから書きに来ました。

「姑に呪われた」

ってリアルの友達付き合いで話したら、
絶対に引かれるか電波さん扱いのどっちかになると思うから言えない。

姑は私の事が大嫌いだったのに、
ある時に急に郵便で数珠みたいな天然石をつないだブレスレットを送ってきてくれた。

拍手[1回]

お礼の電話をしたら、
厄年だから気をつけなさいって言ってもらってちょっと嬉しかったけど、
私が前厄に入るのは翌年だったんで、姑は私の年を勘違いしてたと思う。

ブレスレットは、
黒い不透明なキラキラした石と水晶となんか木製?の大きめの玉の組み合わせで、
燻したみたいな臭いがするので、うちの猫様たちがすごい嫌がってた。

ばばくさいデザインで正直好みではなかったから、
身に着ける気はしなかったけど、
せっかくなので猫避の期待して
台所手前のカウンター上に小皿に入れて置いて、忘れてた。

義兄夫婦が用事でうちに来た時に、
義兄嫁がカウンターに放置してたブレスレットを見つけたので、
これ姑がいきなり送ってきたんだよ~って笑い話みたいに言った。

義兄嫁が、自分は同居してるのに
姑は持ってくばっかりで何にも貰ったことない、
と不機嫌に言ったから、
これ要る?って聞いたらYes!だったから持って帰ってもらった。

その後、義実家(義兄家同居)がだばだb-っと不幸続き。

隣家がボヤ(不審火)、
義兄夫婦の部屋の外側がかなり焦げたのと、
開いた窓から消防車の水が入って室内めちゃくちゃ。

(別の日に)姑が料理中に、袖に引火して火傷。

義兄嫁が自転車で自損事故→流産。

姑が車に引かれて骨折で入院→検査したらガンが見つかった。

冗談じゃなく、
1月くらいの間にこれだけ続いて起こった。

いくら普段嫌われてて疎遠でも、
一家から入院患者が二人も出たので、
お見舞いに行ったり用足ししたりした。

姑のガンは軽度だったので本人告知したところ、
姑が「呪いを籠めたブレスレットを、(私)さんの厄年に送った」と白状し、
さらに義兄嫁がもらって持って帰ってきてるって知ってパニックになったらしい。

よくわからないけど、
姑社会のネットワークで『嫁を確実に呪う』ってブレスが流行してて、
和歌山に専門家が居て、そこまで行って買って来たんだそう。

呪った相手(嫁)に送って相手に不幸が起こると、
呪った側の身にも同じ程度の不幸が起こる可能性が何割かあるって、
リスク内包型の呪いブレスレットだそう。

義兄から詳細を聞いた時には、
めったに会ってないのにそんなに私が嫌いなのか!?てショックと、
嫌いな相手を不幸にする代償で自分が不幸になったら差引意味ないじゃん、
と頭が痛くなった。

あとは、私も旦那も心霊とか信じてないんで、
和歌山(うちから結構遠い)までそんなもん買いに行った行動力には素直に感心。

呪いのブレスレット?は義兄がお寺さんへ納めに行ったのに、
その後も義兄嫁が私を逆恨みしてたのは治らないまま、拗れてた。

義兄嫁は、私が呪いのブツだと知ってて義兄嫁に持たせた、
事故も流産も私さんのせいだって言って、
私は「病は気から!まずはご飯!」て思うので平行線。

義兄嫁がとち狂って、
姑に和歌山の呪いのブレスレット屋さんを紹介しろと迫って、
姑が義兄に泣き付いて、
なんかもう大変だったらしい。

うちは私の妊娠が分かったのもあって、
義兄と旦那で相談して落ち着くまで関わらない約束してたので、よく知らないけど、
呪いのブレス屋さんは閉店(倒産?)して消えてたらしい。

多分だけど、流産で心身弱ってホルモンのバランス崩して更年期障害になったせいで、
義兄嫁が精神的に不安定だったんじゃないかなと思ってる。

数年かけて落ち着いたらしく、
週末に法事で2年ぶりに遭うことになったので、
思い出しながら書きました。

PR

コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント