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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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若い頃、仲間たちと星を見に山に登った。
松の木の枝の下にテントを張り、
星を見るのもそこそこにお喋りに花が咲いていた。 そんな中、一人の女の子だけがまったくしゃべらない。
「具合でも悪いの?」
と問うが、その子は何も答えず、 隣にいたその子の友人が代わりに 「あ、き、気にしないで。大丈夫だから」 と、なぜかあせって答えた。 翌朝、その子に
「ゆうべはどうしたの?」 と聞くと、 「木が生い茂った奥の方から、
お神楽が一晩中聞こえてたんです」 と答えた。 その子の友人曰く、
彼女は『見える人』なのだそうだ。 下山前、気になって彼女が言っていた林の奥に行って見た。
少し歩くと開けた場所があり、
地面にはお社の跡らしき礎石が並んでいた。 PR コメントを投稿する
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