【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】躁鬱病の教師

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】躁鬱病の教師

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3年ほど前の話。

当時自分は臨時採用の教師だったのですが、
赴任先の学校に躁うつ病の教師がいました。

彼女(仮にA先生とします)は暫く療養し、
復帰してきたとのことです。

しかし、見るからにうつ期に入っているようで、

「私教師やってていいのかしら」

「こんな私で役に立てるのかしら」

拍手[2回]


等、自分の存在価値を問う言葉を暗い表情でよく漏らしており、

皆やんわりと

「A先生がいなくちゃ!」

「大丈夫、一緒に助け合いましょう!」

など言いつつ接していました。

そんなある日、
彼女が副担任をしているクラスで問題が発生。

A先生が主担任であるB先生に話すのを、
自分は職員室で数人の教師とともに聞いていました。

そこでB先生が言った言葉、

「僕だけで大丈夫」

「A先生がいなくてもどうにでも出来ますよ」

「A先生の出番はないですよ(笑)」

『B先生の一言で子供が傷ついた』

という親からの苦情も納得できるほど、
B先生は普段から無神経な人として有名。

恐らく、
彼なりにA先生の手を煩わせないようを気遣った言葉なのでしょうが、
自分は勿論、聞いてた職員一同

『言葉が足りねぇ!!(´Д`;)』

と内心突っ込みいれてたと思います。

その時A先生は

「私がいなくても…」

と呟いたので皆でフォローしたのですが、
聞く耳は持ってない感じでした。

で、翌朝、A先生の訃報が入りました。

自宅で自殺していたというのです。

葬儀には職員一同参列したのですが、
B先生はしきりに

「おかしいな~昨日は元気だったのになぁ??」

と首をかしげてました。

先生方は皆口にはしませんでしたが、

『お前のせいじゃ!!』

と言いたげにB先生をちろちろ睨んでましたが、
彼は全く気付いてないようでした。

無神経って怖い。

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