【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】広島での体験

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】広島での体験

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僕は以前広島に住んでいたのですが、
そこに住んでいたときだけいろいろな怖い体験をしてきました。

その中でも一番怖かった話です。

確かその日は小学校の運動会でした。

父と母は運動会を見に来てくれましたが、
お昼を食べた後にすぐに帰ってしまいました。

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運動会が終わったのは5時位で、疲れていたのですぐに家に帰りました。

僕の住んでいるマンションに帰ると、家の中には誰もおらず、
僕はすぐに部屋で寝てしまいました。

その後、洗面所のドライヤーをかける音で目を覚ました僕は、
母親がいる洗面所に行き、
「きょうは疲れたなー」などと話をしていました。

すると、父親がリビングのほうから

「今日は外で食べに行こうか」

と言っていたので、僕は

「お腹はすいてないから寝るよ」

と言って、部屋で寝てしまいました。

そのとき、母親が小さく舌打ちしたのを覚えてます。

その後、起きたのは12時位でした。

さすがにお腹がすいてしまった僕は、リビングに向かいました。

すると、洗面所からジャージャーとドライヤーの音がしたので見てみると、
母親がドライヤーをかけていました。

3、4時間前と同じ光景でした。

僕は母親に「お母さんいつまでやってるの?」と聞くと、

「別にいつでもいいだろ、殺してやろうか」

他にも何か言っていた気がしますが、目は充血していて真っ赤で、
あまりにも怖かったので、無我夢中で家族の話し声がするリビングへ走りました。

すると、リビングは真っ暗で、テーブルに置いてある一枚の手紙に目が留まりました。

内容は半分くらいしか覚えてないのですが、こうでした。

『お帰りなさい。午前中しか居れなくてごめんね。
今日はあなたが帰って来る前に出かけちゃうから。
おやつと晩御飯はキッチンに置いとくね。お腹がすいたら食べてね。』

・・・その手紙を暗いリビングで読んだときは、死ぬほど怖かったです。

そのすぐ後に家族は帰ってきたのですが、
母親に泣きながら飛び付いたのは言うまでもありません。

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