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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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俺は昔、猫を飼ってたことあるんだけど、
なんて言うのかな~俺のこと子供と思ってたようで、
俺のことを心配したり、寒がっていると一緒に寝てくれたりと、
不思議な奴でした。
人間と猫だと寿命がぜんぜん違うから、
猫のほうが先に年とって弱くなって、病気で死んでしまったんだわ。 俺なんか初日は涙止まらなくて大変だったんだけど、
一日寝たらぜんぜん悲しくなくてさ、 俺って薄情な人間なんだな~と思いながら普通の生活してたんだわ。 そんなある日、夢で猫が俺の布団から出てくのを見たんだわ。 なんか当たり前のように俺が猫に「行くのか」って言うと、 猫が少しだけこっち気にするような素振りしたけど、
すぐに白いとこに歩いて行ったんだわ。 で、なんか不思議だったんで親にその話をしたら、 「ちょうど猫が死んでから49日だよ」 って言われた。 死んでから猫の奴、俺の側にずっといたんだろうな~ これで本当にお別れなんだな~って素直に受け入れられたんだ。 ホントおせっかいというか、 死んでも猫に子供扱いされてた俺になんか笑っちゃうけど、 あの猫には今でも感謝してる。 PR コメントを投稿する
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