【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】毎日決まった生活をしていた

【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
【ほん怖】毎日決まった生活をしていた

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じいちゃんは毎日決まった生活をしていた。

朝起きたらコーヒーを豆から入れ、
厚切りのハードトーストにバターをたっぷり付けて焼き、
ジアジアに温めたウィンナーと一緒に食べる。

お皿を洗い、
犬にご飯をやったら散歩に一時間。

帰ってくると風呂を洗い、
昼のラーメンか蕎麦を茹でて食べる。

その後、電動自転車で
少し遠くのスーパーに晩の魚を買いに行く。

帰ってきたら、定位置に座り、
犬を膝に載せて映画、相撲、野球の順にテレビを見る。

風呂に入り夜ご飯を食べ、
巨人が勝てばご機嫌でビールを飲み、
負ければ黙って焼酎のホッピー割を飲む。

後は九時までテレビを見て寝る。

毎日毎日。

そんなじいちゃんが死んだ。

買い物の途中、
自転車に乗ったまま心臓発作であっさりと逝ってしまった。

バタバタとお通夜が始まり、
おばあちゃんが一回だけ泣いて、
バタバタと葬式が終わった。

沢山の人が来てくれた。

葬式から帰って、家族で一息ついた時、
台所に一枚レシートが置いてあった。

じいちゃんがいつも行くスーパーのレシートだった。

内容は魚の切り身、ラーメン、牛乳など。

もちろん冷蔵庫には魚など入っていないし、
何より日付がお通夜の日だった。

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