【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】田舎の夏

【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
【ほん怖】田舎の夏

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私がまだ消防の頃、田舎の母親の実家に遊びにいった夏。

弟と両親は夕飯時にもかかわらず近くの大きなお寺を見に行くといって、いつまでも戻ってこなかった。

ばあちゃんは店番をしながら、私の見たことのないテレビ番組を見ていた。

つまらなくなった私は、覚えたばかりのその街を一人歩き回ることにした。

足がくたびれてきたころに、盆踊りの準備をしている人の群れが見えて、思わず駆け寄っていった。

しかし、なかなかたどり着けない。

辺りは薄暗くなってきて、泣きそうになっている私にパッと明かりが照らした。

辺りを見ると、小高い丘に私は立っていた。

そこには夜店が立ち並び、子供達が笑いながら駆け寄ってきた。

しかし、何をしゃべっているのか理解できない。

少し恐くなり目をそらすと、一匹の犬と背の高い男の人がずっとこっちを見ていた。

どこかで見覚えがあった。

帰りたい!!そう思い来た道を振り返ると、全く見た覚えのないのどかな町並みが広がっていた。

その場から一歩も動けなくなった私に、
その犬をつれた男が「大事にしなよ」とだけ言い残し、
ものすごい突風と供に消えていった。

気がつくと、私は両親と一緒にお寺にいた。

聞くと、私はそのお寺にいる両親をみつけ駆け寄ってきたが、一言もしゃべらなかった。

両親は、私がおいてけぼりですねたのだと思ったらしい。

その夜、おばあちゃんにその事を話すと、夜中近いにもかかわらずそのお寺に連れていかれた。

「お前がまだ4、5歳の頃。
ここで首をナワで絞められ、片足を切断された犬の死体をお前が見つけて、
そこに居合わせた中学生にひどくののしられ泣いていた。
すると、ほとんど首がちぎれかかったその犬が、中学生の太股にかぶりついて放さなかった」

犬を殺したのはその中学生だったらしいのだが、未だにその出来事を思い出す事が出来ない。

因果関係はあるのだろうか???

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