【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】見えない人

【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
【ほん怖】見えない人

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同じような方が居たら教えてほしい話。

まだ学生の時分に、研究室の飲み会からお約束な流れで、
肝試し大会することになった。

自分はかなりのビビリで、
幽霊とかオバケとかの手合いなんかに出会ったら
絶対にチビる自信がある。

けど怖い話を聞いたり読んだりするのはわりと好きだったから、
今回は人数も多いし大丈夫と言われて付いてくことに。

先輩1人と同学年の仲間と自分4人の計5人で、
先輩の運転する車1台で近所の心霊スポットに出かけた。

その心霊スポットってのは、昔は病院があったっていう場所で、
今じゃ建物があったような名残も何もない更地になってる。

昔は病院だったせいか、
死んだ患者の幽霊がでるという噂が立ってしまって、
買い手がつかないらしかった。

車の中で先輩からその話を聞かされただけで
本気でチビりそうだったけど、
実際に着いてみるとそう怖い場所でもなかった。

本当に普通の更地って感じで、
手入れが行き届いてないのか雑草が生えまくりだったけど、
特に嫌な感じもしない。

なんだ、大したことないじゃないですかwって笑いながら
隣の運転席の先輩の顔を見たら、先輩の顔、真っ青。

「お前、何も感じないのかよ」

とか言われたけど、何のことやらサッパリ。

一緒に来てた仲間も何やら『感じて』いるらしく、
ここはヤバいだとか寒いだとか次々に言い始めたので、
車から降りるのはやめて引き返すことに。

そうしたら今度は、車のエンジンがかからない。

何度も何度もキーを回してもかからない。

先輩は半狂乱になって

「なんでかかんないんだよ、くそ、くそ!」

とか叫ぶし、
後部座席の3人も青い顔して震えあがってるし、
仕方がないので助手席にいた自分がキーを回すと、
一発でエンジンがかかった。

いきなり猛スピードで発進する車に

「危ないじゃないですか!」

と抗議をしたら、

「そんなこと言ってる場合か!!」

と同乗者全員に罵られた。

解せぬ。

んで、自分の乗った車は無事に大学まで帰ってこられた。

4人とも脱力したって感じで、
しばらく車の中で突っ伏していた。

先輩によると、

「良く分からないが『何か』に追いかけられていた」

とのこと。

後部座席の3人はその『何か』を見たらしい。

黒い影みたいな体に赤ん坊の顔が乗っかっていて、
こちらに向かって手を伸ばしていたそうだ。

「なんか、足をひっぱられたような感覚がした」

と言っていた先輩の足には、
翌日、手形のような痣が出来ていた。

他の同乗してた仲間も次々に体調不良を起こしたり、
事故ったりと悪い事が続いたので、
近所の神社に5人でお祓いをしてもらいに行ったんだわ。

宮司さんに事情を説明して、いざお祓いとなった時に、
なぜか自分だけ別室に移されたんだよな。

不思議に思って聞いてみたら、

「付き添いの方まで祓う必要はありませんでしょう」

などとのたまわれた。

「いや、自分も一緒に行ったんですけど」

と言ったら、宮司さんちょっと考えて、

「祓うようなものは何も憑いてない」

と教えてくれた。

確かに自分には何も悪い事は起きてない。

事故にも遭ってないし体調もすこぶる良好だ。

せっかくなので、
何で自分だけ平気なのか宮司さんに訊いてみたのだが、
そこまではわからないそうだった。

俗に言う守護霊とか御先祖様のご加護とかいうのとは
ちょっと違うみたいだってのは分かるんだけど、
それ以上は判断がつかないそうな。

そこまで聞いて、そういや自分は
心霊現象を一度も体験したことがないなって事に改めて気がついた。

怖い話を読んだり聞いたりして体験したつもりにはなってたけど、
自分で体験したってことが無かったんだよね。

その話を霊感のある友人に冗談混じりで話したら、

「言わないでおこうと思ったんだけどさ」

以前、その友人と2人で旅行に出かけた際に宿泊した旅館で、
友人は霊を見たという。

夜中に金縛りにあい、ベッドの足元に青白い女が立っていて、
じっとこっちを見ている。

嫌だな、怖いなと思っていると、
隣に寝ていた自分が起きだし、
スタスタと冷蔵庫に向かって歩き出しだのだそうだ。

冷蔵庫と自分の間にはちょうど件の女の幽霊が立っている。

どうしようと思ってる内に、自分とその女が重なって、
するっと通り抜けた。

それはもう自然に、するっと。

幽女の方は自分のことをガン無視で友人ばかり見てるし、
自分もまるで女には気づいてない素振りで、
冷蔵庫の中からビールを取りだし、
腰に手をあてて一気飲みすると缶をごみ箱に投げ捨てた。

缶は壁に当たって鈍い音を立てて床に落ちた。

その音に驚いたのか何なのか、女はすうっと消え、
友人の金縛りが解けたのだそうだ。

「幽霊に気づかない人間は知ってるけど、幽霊に気づかれない人間ってどうなの?」

と友人は言っていたが、そんなのこっちが知りたいわ。

幽霊に気づかれない人間て、そんなに影が薄いのか自分よ。

こういう事例って聞いたことある方とか居ますか?

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HN
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無題

ゴーストステルスや!!
無題

興味深いね〜