【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】爺ちゃんの部屋でゲーム

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俺が消防の頃の話。

夏休みに家族で婆ちゃんの家に遊びに行くことになって、
俺と兄貴はそのころ流行のスーパーファミコンと、
お気に入りのソフトを持って行った。

婆ちゃんの家は周りに山が多い所で、
近くには海もある。

消防の時の俺たちにはまさに天国だった。

そして、帰る前日の夜。

俺は飯を兄貴より早く食い終わって、
二階に置いてあるスーファミで遊ぼうと思い二階に上がった。

二階には亡くなった爺ちゃんの部屋があって、
そこに小さなテレビがあったから、
夜な夜な兄貴と格闘ゲーム(餓狼伝説?だったと思う)で
こっそり盛り上がったりしてた。

んで、その部屋に入って俺は一人でゲームしてた。

そしたら10分ぐらいたった頃に、
突然ドアが開いて兄貴が入ってきた。

でも階段を上がってくる音がしなかったから、
俺は滅茶苦茶ビビって「うおっ!」って叫んでしまった。

でも兄貴は何故か反応もせずに、
俺の隣に座ってコントローラーを手に取り出した。

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【ほん怖】ほうりもん

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去年の盆前くらいに祖父が他界したとき(祖母は五年位前に他界)に、
変な話を聞いた。

実家で通夜をやるので帰郷したんだが、
その夜に喪主でもある叔父さんと昔話の流れで、
近所の子供が死んだ時の話が出た。

俺が小学校の時なんで、
その子がどんな死に方をしたとかは全然憶えていなくて、
かろうじてそんな事もあったな~という感覚。

でも叔父さんの子供の頃に、
近所で全く同じ死に方をした子供がいたらしくて、
その時の事を今でも時々思い出すと言ってた。

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【ほん怖】奇妙な造りの家

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家屋の解体作業などをしていると、
たまに奇妙な造りの家に出会うことがある。

たとえば、
天井まで階段が続いていて行き止まりになっていたり、
袋小路になっている廊下などにたまに出会う。

こういうのは、
増改築をしているうちにできてしまうんだろうと想像がつく。

また、たまに解体中に、
隠し部屋と思しき小部屋を発見したりする。

これは明らかに家主の趣味だろう。

ところで、このあいだ出会った家屋は、
そういった理屈のつかないおかしな物件だった。

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