×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
| |
スポンサーリンク
私には15歳年の離れた兄がいます。
私が10歳の年に、兄(25歳)がお見合いをしました。
ある程度話がまとまり、お嫁さんになるはずの方が家へ挨拶に来ました。
玄関で迎えた時には、綺麗なお姉さんだなという印象だったのですが、
応接間で話をするうちに、少しずつ“鬼の面”のような表情に変っていったのを覚えています。
その後、お姉さんは1~2週間に1回家へ遊びに来るようになりましたが、
家にいる時間の長さに比例して、“鬼の面”のような表情(顔自体が変っているかも?)が強くなってゆくのです。 半年位経ったある日、応接間で談笑していたお姉さんは、“鬼の面”そのものの顔で中空を見つめながら、
「いつもいつもあんたのせいで嫌な思いをさせられる。もういい加減どこか行ってよ」
と大声で言った後に、昏倒してしまいました。
救急車を呼んで病院に運び、少し落ちついたお姉さんと家の両親が話しをしていたのですが、
お姉さんは「家へ入る度に“般若の面”みたいなものがまとわりついてきてたまらなかった」と話していました。
程なくして、お姉さんの両親から縁談についてお断りの連絡が入りました。
それから20年。
兄は女性と付き合いはするのですが、結婚話がちらつくようになると霊的(勝手に決めつけていますが)な邪魔が入り、未だに結婚できていません。
「ほんのりと怖い話」の関連記事【ほん怖】深夜の駅前広場【ほん怖】恐怖スポット巡り 【ほん怖】ノイローゼの原因 【ほん怖】母のメモ 【ほん怖】放課後のプール PR コメントを投稿する
<<【ほん怖】とっておきの釣り場 | ブログトップ | 【ほん怖】放課後のプール>> |