【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】古い家の解体工事

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】古い家の解体工事

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解体に行った知人の話。

現地に着くと、古い家があった。

暫く人が住んでいなかったろうその家を解体し始めたが、
どうも機械の調子がおかしい。

修理業者を呼ぶ間、
作業員の一人が家の裏で古い井戸を発見。

拍手[2回]

古いのに、コンクリートで地面は固められ、
分厚い鉄蓋がされていて、紙が貼ってあった。

鉄蓋も人力では動かせない分厚さ。

いかにもな井戸に興味津々で、
近づいた数人が紙はお札にしちゃ変だと、
引っぺがしたらしい。

その日は仕事にならず解散。

翌日、仕事となったのだが、監督が来ない。

仕方ないので、代理で解体をはじめたところ、
一人が井戸方面から走って逃げてきた。

真っ青な顔で

「井戸、井戸」

と連呼する。

皆で見に行くと……

分厚い鉄の蓋は少しだけズレていた。

そして井戸の周りのコンクリートには、
小さな子供みたいな濡れた足と手の跡が。

何人かの子供が井戸から出て行った様な、そんな跡。

ちなみに、井戸は涸れていた。

もう疑いようもなく、危ないと監督に連絡をとるが、
急病で倒れたと現場に伝えられる。

午後には作業員二人も急な高熱でダウン。

翌日、神主を呼んでお祓いしてもらったそうだ。

「地鎮祭をけちったからだ」

と知人はぼやいてた。

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無題

梅の絵と葦の絵を投げ込んで、「埋めて良し」じゃなかったっけ?