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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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自分が4、5歳の時、
よくばあちゃんの家に預けられていて、 5月頃にはばあちゃんちの裏山に、
山菜なんかを一緒に取りに行った。 ある日、
いつものようにばあちゃんと裏山に入ったんだけど、 いいかげん飽きてきて、山道に座り込んで、 アリの巣を崩すのに夢中になっていた。 そしたら、
横にしゃがんでふきを取っていたばあちゃんが急に立ち上がったので、 あわてて手を握ってついて行った。 その時も下ばっかり見てたんだけど、
ふいに後ろから
「〇〇、どこ行くんや!」 って声がしたから、 びっくりして振り返ったら、 ばあちゃんが立っていた。 今までばあちゃんの手を握ってたはずなのに、
振り返った瞬間、手の感触が消えてしまった。 それからばあちゃんと何を話したのか、
どう帰ったのかはまったく記憶がない。 ばあちゃんには何が見えたのか、見えていなかったのか、
そのばあちゃんももういないので、
あの時のことを確かめることも出来ない。 PR コメントを投稿する
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