【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】思い出す

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】思い出す

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赤いワンピースで思い出した。

2年前、マンションで一人暮らししてた時の話ね。

大学に行くいつもの電車の途中でケータイが無かったから、
どっかに置き忘れたのかと思って、朝起きてからの行動をひとつひとつ思い出してたら、
ふと変な記憶がある事に気づいた。

――玄関を出るときに、廊下の奥、部屋のドアの前に女がいた???

拍手[1回]

変だなと思って、その前後何してたかを考えたんだけど、
玄関で屈んで、靴を履いて、立って、ドアノブに手をやってちょっと後ろを振り返る、
その瞬間に確かに『女を見た』という記憶があるんだよ。

でも、何事も無かったようにオレはその後ドアを開けて、鍵を閉めてたんだよ。

その時は本当になにも思わなかった。明らかにありえないシチュエーションなのに。
女の服装もはっきり覚えてた。赤いブラウスとスカートで、髪は黒くて長くて、裸足だった。

でも、肝心の女の顔がぜんぜん思い出せないんだよな。なんかぼかしが掛かったみたいで。

訳わかんなくて微妙に背筋が寒くなった。

その日はその事ばっかり考えて、家に帰るのが怖かったと思うんだけど、家に帰っても何も起こらなかった。

これだけ。別になにも現象は起きてないんだけど、気づいた時はめちゃくちゃ怖かった。

ケータイがどうなったか覚えてない。

いまいち上手く説明できなくてスマソ

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