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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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地元でのお話。
自分が中学の頃、地元の小学校で、
学校の遠足で遭難した子供が俺の3年下くらいに居た。 その子は2人組で、 お弁当の時間に山に入ったら出られなくなって、 2日みつからなかったのかな。 結局2日後に麓の方で保護されて、 その体験談を文集に載せたんですけど、 2人とも 『親切なおじさんが連れてきてくれた。 一言も喋ってくれなかったけど、凄く優しいおじさんだった』 って書いてて。 感動話として地元の新聞にも載りましたが、
なぜ警察に連絡しなかったのか
(山で遭難者がでたら必ず山周辺の集落には連絡が行くため)、 そして2日も遭難してた子供たちがなぜまったく服も汚れず、怪我もせず、
おなか壊したり空腹を訴えもせず帰ってこれたのか。 そういう部分に地元のおっさんや消防団の人たちは疑問を抱いて、 飲み会の度に語り合ってましたね。 怖い話というより不思議系かな。 野球部の後輩だったその子に当時の事を聞くと、 両親は教えてくれないけど、
明らかに人に対する態度じゃない雰囲気で、 事件の起きた山に向かって
「ありがとうございます、ありがとうございます」 と、まるで仏壇に手を合わせる様な言い方で、 暫く祈りに行ってたそうだ。 当の本人は逆に気味悪がって、 それ以上は聞かなかったって言ってましたね。 地方の大人たちはこう言う今の世代の知らない事知ってる節があって、 少し怖いと思いましたわ。 PR コメントを投稿する
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