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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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吉野家で席の向かい側に座っていた女が、
やたらと独り言を言うので気味が悪かった。 身なりもきちんとして、 顔もまあまあなのにオツムを病んでいるのかと、 同情の眼差しを集めていた。 独り言の内容までは聞き取れなかったが、 満面の笑顔で嬉しそうにしているのを見ていた俺は、 彼女がデートでもしている妄想をしているかの様に見えた。 誰も彼女が精神を病んでいるようにしか見なかったが、
彼女の帰り際を見て店内は息が止まるようなショックを受けた。 吉野家の自動ドアは、 手で丸いセンサーを押さないと開かないようになっているのに・・・ 彼女が出口に近ずくと音をたてて開いたからだ。 店内にいた店員と客は呆然と彼女を見送ったのだった。 幽霊とでもデートしていたのだろうか? およそ10年くらい前の話しなので、 およその事柄しか思い出せない。 けどホントの出来事。 PR コメントを投稿する
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