【ほん怖】ほんのりと怖い話まとめ - 【ほん怖】病院の喫煙スペース

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【ほん怖】ほんのりと怖い話をまとめました!「怖い話は好きだけど、眠れないほど怖い話は読みたくない!」そんなあなたにぴったりな『ほんのりと怖い話』をお楽しみください。
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【ほん怖】病院の喫煙スペース

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入院してた時の話。

俺、喫煙者なんだよな。

でさ、その病院は喫煙スペースが地下にあって、
ガラスで仕切られていてエレベーターホールが一望出来るところ。

んで深夜、一服したくなり、
そこへ行ったら先客がいた。

いつも顔を合わす人でさ、
いつものように雑談してた。

拍手[2回]

ほしたら、エレベーターが下りてきた。
さっきまではその人が入院している階に停止してたんだよね。
(なぜかそれだけははっきりと覚えていた)

エレベーターがうちらのいる階へ降りてきた。

扉はまだ開いてない。

「ねぇ、このエレベーター、誰もいなかったら怖いねぇ」

と話しかける。

「そうですなぁ、イヤですなぁ・・・」

って返事。

扉が開いた。

よかった、人間だ。と思って見てたら、
医師と看護婦と家族らしき人とストレッチャーが。

ストレッチャーを見ると顔に白い布がかけられてて、
あぁ、亡くなったんだな・・・と思って家族らしき人を見ると、
「????」ってなった。

だって、その家族、
俺の向かいでたばこ吸ってる人の家族だもの・・・

その人の病室へ遊びに行った時、
いたから顔は覚えてたんで。

頭が???の俺はその人に、
ねぇ、君の他に身内さんが入院してたの?と言おうと視線を変えたら、
いないんだよね・・・

「え?」

と思った俺はあたりをよく見る。

その人はいない。

もしや・・・と思ってたばこを灰皿に入れ、
家族らしき人へ駆け寄る。

「あの・・・●●さんですよね?」

「あ、あなたは・・・そ、そうなんです。ついさっき亡くなりました・・・・」

こういう事があって、
それ以来、俺は霊魂の存在を信じるようになった。

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